電子申告を初めて行う場合には、事前に電子証明書の取得などの準備が必要です。
電子申告を行う前に必要な事前準備について3つのステップにわけて説明します。
STEP1 電子証明書の取得
電子証明書は、電子申告でやり取りされるデータについて、そのデータの作成者が誰なのかを確認するために利用されます。
つまり、電子申告における免許証やパスポートのような本人確認の役割を果たすものになります。また、この電子証明書を利用して作成したデータに電子署名を行うことによって、データの真正性(データが改ざんされていないかどうか)を確認します。
個人の方が電子申告で利用する電子証明書は、ご自身の住民票のある市区町村で発行される「公的個人認証サービス」の電子証明が一般的です。
「公的個人認証サービス」の電子証明書については、住民票のある市区町村の窓口で個人番号カードを入手し、電子証明書の発行を受けます。なお、個人番号カードの入手から電子証明書の発行まで期間がかかる場合がありますので、申告期限に間に合うように十分に余裕をもって準備してください。
個人番号カード及び電子証明書の取得方法については、以下のリンクをご確認ください。
STEP2 ICカードリーダライタの購入
電子証明書が格納された個人番号カードを読み込むための機械が、ICカードリーダライタです。ICカードリーダライタをご利用のパソコンに接続し、お手持ちの個人番号カードを読み込ませることで作成したデータに電子署名を行うことができます。
ICカードリーダライタは、家電量販店や各メーカのホームページなどで購入できます。なお、個人番号カードに対応したICカードリーダライタについては、以下のリンクをご確認ください。また、各ICカードリーダライタを利用するためのパソコン等の利用環境については、各メーカのホームページ等でご確認ください。STEP3 必要なソフトのインストール
ICカードリーダライタを購入したら、ご利用のパソコンにICカードリーダライタを接続し、公的個人認証サービスの利用者クライアントソフト及びICカードリーダライタ用のドライバソフトのインストールを行います。
@ ICカードリーダライタ用のドライバソフトのインストール
ICカードリーダライタ用のドライバソフトのインストールは、ICカードリーダライタに付属のCD-ROMか、各メーカのホームページよりダウンロードしてインストールしてください。ドライバソフトのダウンロード方法やインストール方法に関しては、付属の説明書をご確認いただくか、各メーカのホームページをご確認ください。
A 利用者クライアントソフトのインストール
利用者クライアントソフトは、「公的個人認証サービス ポータルサイト」よりダウンロードしてインストールすることができます。なお、インストール前に利用者クライアントソフトを利用するためのパソコン等の利用環境を「公的個人認証サービス ポータルサイト」でご確認ください。